ほぼ天気のお話しかしてませんが、最近問い合わせのあった賃貸用語とその意味合いや現状のお話です。
アパートのご契約関係は、入居時のお申込み、ご契約、ご入居、更新、退去と言うのが一般的な流れですが、代表的な下記の用語のお話です。
敷金、礼金、更新料又は更新事務手数料、仲介手数料...なんて言葉が良く出てきます。
多くの方がご存じか、何となく知っている感じかと思いますが、どんなものか簡単にご説明ですね。
(1)敷金
基本的には滞納や過失・損失等の預かり金ですが、ご契約者との同意で退去時の清掃費等に充てるケースが多いものです。
その為、金額によっては返還される事も多いかと思います。
一方、「敷引き」と言う関西で主流の表現に似ていますが、あちらは返還が前提では無く、無条件に使用される様ですね。
(2)礼金
オーナーに徴収されて、返還されないものです。
昔の謝礼的なもので、古い慣例の流れですね。
(3)更新料
普通賃貸契約で契約した場合、更新があるという意味合いになります。
他方、定期借家契約は更新が無い契約です。
更新が無い場合、期間が来た後、もう少し住みたい場合はオーナー等の許可が必要で、許可が出た場合再契約となり、もう一度新規契約が必要で、新たに金銭が発生する場合もあります。
普通契約の場合は、更新がある事が前提ですが、2年等の契約後、ご契約者の契約内容に変更が無いかの確認も含めて、更新の契約書が作成されます。
その際に、管理会社等で更新手続きを行う際の手数料的な意味合いがあります。
この金額は、当社管理物件と、それ以外で色々異なっていますので、確認が必要ですが、2万円~賃料の1ヶ月程度となってます。
これも返還される事のない金銭ですね。
(4)仲介手数料
これは、オーナーとご入居者の間に入った、管理会社等が契約時に頂く手数料です。
各方面への募集や、ご契約者のサポート、オーナーサポート等日常的な業務の後、ご契約者が有って、ご契約時徴収する一回限りの手数料です。
毎月の賃料等は、オーナー等に流れますので、この手数料が、賃貸仲介会社のメインの売り上げですね。
今回はこんな感じのお話でした。
参考までに...